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根子マタギコーヒー

コロンビア ラ・クラウディナ by フアン・サルダリアガ ナチュラル 中煎り

コロンビア ラ・クラウディナ by フアン・サルダリアガ ナチュラル 中煎り

通常価格 ¥2,000 JPY
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パイナップルやベリーのような熟度の高いジューシーなフルーツ、アーモンドやバニラといった甘くクリーミーなボディ感、それらが絶妙に合わさりアップルパイのような印象を受けます。アフターテイストも心地良く、とても良質なナチュラルです。

 

生産国:コロンビア 

エリア:アンティオキア ボリバル村

標高:1400-1800m

品種:タビ、カスティーヨ

農園名:ラ・クラウディナ農園

生産者:フアン・サルダリアガ

生産処理:ナチュラル


フアン・サルダリアガは、60ヘクタール規模の農園「ラ・クラウディナ」と「エル・エンカント」を運営しており、そのうち42ヘクタールがコーヒー栽培に使われています。残りの土地は、森林や自然保護区として維持されています。このコーヒーは、これら2つの農園で生産されたものです。

2012年、フアンは家族から農園を引き継ぎ、品種の多様性に注目した生産に取り組み始めました。カスティージョ、カトゥーラ、タビ、ブルボン、ゲイシャ、SL28など、複数の品種を植え、それぞれが農園の土壌や気候にどのように適応するかを試験。うまくいった品種については、順次拡大栽培しています。

 

ラ・クラウディナ農園

設備:チェリー用パルパー2台(1時間に1,600kg)、発酵タンク

労働力:常勤3名+季節労働者45名

 

エル・エンカント農園

標高:1,380~1,800m

約26ヘクタールで栽培

非常に手入れが行き届いており、栽培されているすべての品種がこの農園に集められています。

栽培品種:バリエダ・コロンビア、カスティージョ、タビ、SL28(少量)、マラゴジペ、ゲイシャ、ブルボン、カトゥーラ・チロソ、カスティージョ・タンボなど


設備:ディスクパルパー、発酵タンク

高湿度・高温の地域特性による乾燥の難しさに対処するため、カバー付きアフリカンベッドや冷風乾燥機(温度・風量調整可能)を導入。日陰と日向を使い分けることで、品質が大きく向上しました。


収穫

年1回(9月~1月)収穫

各農園にピッカーを監督する担当を配置。区画別・品種別に収穫し、バッチを分ける。

高品質な豆にはピッカーへプレミアム支給。

ナチュラル製法用のチェリーは手摘みで行われています。


パルピングと発酵

チェリーを水に浸し、未熟豆を除去。

その後、ディスクパルパー+セパレーターを用いて、熟度別にさらに細かく選別します

発酵時間はロット規模によって調整:

・大ロット(5,000kg以上):発酵タンクで24時間ドライファーメンテーション。6~8時間ごとに洗浄を繰り返す。

・小ロット:48時間まで延長し、より深い発酵を実現。


乾燥

気温や湿度に応じて、最適な乾燥方式を選択しています。

使用する乾燥方法:

サイロ乾燥機 (コマーシャル品質のみ使用)

冷風乾燥機

温室内アフリカンベッド(乾燥機併用)

日陰のアフリカンベッド


乾燥期間:

機械乾燥使用時:10~20日

温室・日陰のベッド使用時:20~30日

ナチュラルプロセスでは、最適な25~30℃に調整してゆっくり乾燥させます。


地域への影響

アンティオキア地方では長年コマーシャルグレードのコーヒーが主流でしたが、近年は若い世代によるスペシャルティ生産が拡大しています。フアンは標高2,000m近隣農家と協力し、品質向上のノウハウを共有。2014年からはNordic Approachとともにスペシャルティ向けの実験・改善に取り組み、地域全体の変革を牽引しています。現在では、複数の農家がチームとなり、プロトコルや精製工程の改善に着手。今後さらなる発展が期待されています。

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