▼Origin Coffee Lab
Origin Coffee Labは、2017年にハエンを拠点に創業したスペシャルティコーヒーに特化した輸出業者です。代表のホセ・リベラ(通称ペペ)は、サン・イグナシオの出身でOrigin Coffee Lab設立前は、シカゴでグリーンバイヤーとしてのキャリアを歩んできました。Origin Coffee Labの設立は、生まれ故郷であるペルーのコーヒー生産者たちの暮らしを将来に亘って持続可能なものに成長させていきたいという信念。そして、サプライチェーンを自分自身が担う事でコーヒー生産者が抱える金銭的・社内的な様々なリスクを軽減したいという想いからでした。その為、ペペはコーヒーの買付けという1つの側面にこだわらず、技術支援や医療や教育などの社会的な支援、生産者との品質ワークショップ、生産者への前払いでのキャッシュフローの改善など幅広い取り組みで生産者やコミュニティの持続可能性を高めようとしています。
『私たちの目標は、生産者が持続的な変化を実現できるよう支援することです。その第一歩が、品質重視のアプローチに対するインセンティブです。私たちは現地市場価格を大きく上回るプレミアムを支払い、生産者が安定した収入を得られるようにしています。加えてカップ品質が向上すれば、その分プレミアム価格も上がっていきます。
私たちの使命は、Origin Coffee Labのプロジェクトを通じて小規模生産者の暮らしに良い影響を与えることです。私たちは、持続的な変化を可能にするため、財務管理や農業技術の両面でサポートを行っています。このモデルが農園管理の改善を促し、コーヒー生産が地域の将来にとって持続可能な営みとなることを目指しています。』とペペは語ります。
2025年現在、15名の従業員の力で250件の農家と繋がっています。倉庫管理と生産者支援を担当するマリアさんは、農園を訪問すると一家の女性たちから医療や教育、日々の困りごとなどをヒアリングしてまわります。並行してNPOと協力しながら、衣料品の配達や健康診断、教育支援や地域行事の企画などもOrigin Coffee Labで取り組んでいます。ラ・パレスティナ農園のアラルコン一家の娘であるソベイタさんも現在Origin Coffee Labに勤務し、カッピング技術や栽培技術を学び、多くの生産者が高品質なコーヒーを生産できるようにキャリアを積んでいます。
long-term relationshipを最も大切な考えとして、個々の農家、そして地域全体の将来や持続可能性に対して本質的な支援を常に提供する事、そうして長い年月をかけて信頼関係を育んでいきたいと言います。
